クロミッドで排卵できる?卵胞大きさ20mmは可能?

不妊治療で処方される「クロミッド」。タイミング法による自然妊娠を目指している人の多くが服薬してる、不妊治療のポピュラーなお薬です。

排卵障害があるときに処方される、排卵誘発剤クロミッドの効果や副作用などについて紹介します。

クロミッドが排卵を誘発する仕組み

クロミッドは、排卵を誘発する薬です。自然妊娠できるタイミング法での不妊治療で用いられる、ごく身近な不妊治療薬です。

無排卵月経、生理周期が長い、卵胞の育ちが悪い場合に用いられ、生理開始日3~8日目まで連続服用することで、排卵日付近に排卵を促します。

クロミッドで排卵できる理由は、脳下垂体を刺激して排卵に必要なホルモン(黄体刺激ホルモン・卵胞刺激ホルモン)の分泌を促すから。強制的に排卵させるのではなく、ホルモンを介して「排卵しなよっ」と促すから「誘発」剤と呼ばれています。

低温期と高温期がしっかり分かれる

排卵障害があると、基礎体温表グラフは高温期と低温期の区別が分かりません。これは、排卵によるホルモンの切り替えがうまくいっていないため。

でも、クロミッドを飲んで排卵を促すと、排卵までは低温期を維持し、排卵をしてからは高温期に切り替わるという、妊娠しやすいグラフを刻めます。

クロミッドのメリットとデメリット

排卵を促して受精・妊娠をサポートするメリットがあるとはいえ、やはりデメリットもあります。

メリット

  • 排卵を促せる
  • 妊娠率がアップする
  • 副作用が少ない

排卵障害のためにクロミッドで不妊治療している女性の妊娠率がアップすることが報告されています。その妊娠率は25~30%です。低く見えますが、実は、不妊治療がいらない女性が自然妊娠をする確率とだいたい同じくらいの確率なんですよ。

デメリット(副作用)

  • 子宮が薄くなる
  • 卵巣過剰刺激症候群の恐れ

デメリットは、クロミッドによる副作用にあたります。

子宮が薄くなると、受精卵が着床しにくくなります。また、誘発によりたくさんの卵子が排卵される(通常は1回の月経につき1個)こともしばしば。そのせいで卵巣が腫れあがり(卵巣過剰刺激症候群)、妊娠どころではなくなります。治療には1生理周期ほどかかるので、約1か月間は妊娠のチャンスを逃します。

双子が生まれやすくなるって本当?その理由は?

クロミッドは、1度に何個も排卵されることがあるから、双子を妊娠する可能性が高くなることで有名です。

今まで頑張っても妊娠できなかったのに、クロミッドのおかげで一度で二人も生むことができたと喜べる反面、家族計画に誤算が生じることも。とはいえ、子供が多いのはウレシイことなんですよね。