多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の身体症状※不妊以外の影響

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が与える女性の外観への影響

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を患っていると、不妊になる以外にも女性にとっては大問題である「見た目の変化」が表れます。

というのも多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は卵巣内の男性ホルモンが増えて起こるとされていますから、その男性ホルモンが、女性の女性らしさを奪ってしまう原因になるために、様々な外見の変化が表面化してきます。

ニキビが増える

例えば、ニキビの増加ですね。
実は皮脂分泌量は男性のほうが女性よりも多いです。

男性ホルモンが増加することで、皮脂分泌が女性が必要とする以上に増えてしまうと、皮脂分泌の特に多い顔や背中などにニキビが増えてしまいます。

しかも、大人になってできるニキビは、メイクなどの刺激によって長引くことも多く、治りが遅いです。根本的な多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を改善しない限りは、ニキビも落ち着かないことが多いので、これは女性にとっては嫌な問題ですよね。

声が太くなる

さらに、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で男性ホルモンが卵巣内で増えると、声が低く太くなることがあります。

女性らしい声でなくなるのは、嫌ですよね。
カラオケで男性の歌ばかりを歌わなければならなくなります。

体毛が濃くなる

さらに、もっともやっかいなのが、体毛が濃くなることです。
男性ホルモンは体毛を増やして濃くします。

そのため、女性らしい生え方ではなくなり、腕や足のムダ毛のケアが大変になります。

放っておくと男性のようになりますし、カミソリでのケアを続けると色素沈着などの別の取り返しがつかない問題を起こす原因にもなるので、毛深くなるのは嫌ですよね。

ヒゲが生える

さらに、隠しきれないのがひげですね。
男性ホルモンが増えることで、鼻の下や顎などの産毛が濃くなり、まるで男性のようにひげが生えることがあります。

ムダ毛ケアを続けているうちにひげが濃くなって、あごや鼻下が青っぽくなるのは嫌ですよね。

まとめ

男性にとっては重要な男性ホルモンですが、女性が不必要に高い男性ホルモン値である場合、外見などで隠しきれない変化が出てきます。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を放っておくと、不妊の根本的な原因になってしまうだけでなく、女性らしさまでも失われてしまうので、やはりはやめの治療が肝心ですね。


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